水族館好きがマリホ水族館をレビュー!宮島水族館と棲み分けできてるし、お気に入りの水族館!

広島

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広島に新しく水族館ができました。「マリホ水族館」という水族館です。

マリーナホップ(通称マリホ)という名前の商業施設にあるので、こんなお名前です。
小さな水族館ですが、見ごたえたっぷり。

マリホ水族館のワタシ的見どころをレビュー!ぜひ県外の方も広島に来たら、来て欲しい水族館です。

小さいけど、思ったよりは見応えある小さな水族館。

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アトラクション感があり、入り口を見ただけでワクワクするー!

マリホ水族館は当初から「小ささ」が話題になっていました。
少なくとも、私の周辺と私のなかでは。

でも、実際行ってみると、小ささを上回る見ごたえがありました。

隣の市の廿日市市には宮島水族館という歴史のある大きな水族館があります。

(マリホ水族館より大きいだけで、実際はコンパクトな水族館です。)

宮島水族館は2011年に改修オープンし、大規模ではないけれど趣向を凝らした展示で、
お気に入りの水族館のひとつです。

宮島水族館も、規模の小ささを工夫しておもしろい展示方法を取っています。

宮島水族館についてはまた今度。宮島水族館の魅力を語りたい・・・!

マリホ水族館は、その宮島水族館よりも小さいのです。

館内を回るには、すっごくがんばっても1時間もかからないぐらいです。

オープンから2ヶ月が経った土曜昼の混み具合。

並ぶことはありませんでした。よかった〜。

平日でも並んでいると聞いたことがあったので、少し覚悟していましたが、
待ち時間なく入場することができました。

当日券2回分で買える年間パスポートを購入しました。

券を購入するとき、年間パスポートと当日券で時間の差はありません。

年間パスポートを購入すると、引換券がもらえます。

展示を見終わった後に、別の場所で手続きをします。

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↑ 年間パスポートの引換券です。受け付けではこんな券がひとまずもらえます。

引換所で渡してしまうので、写真に撮っておきました。引換券は当日引き換えるのだそう。

年間パスポートでさえ、他の水族館の当日券の価格より低いのです。そりゃ年間パスポート買うよね〜。

ちなみに、京都水族館は大人2,500円 、美ら海水族館は大人1,850円。福岡のマリンワールド海の中道は大人2,300円。

一方、マリホ水族館大人900円で、年間パスポートは1800円なので、その規模の小ささが計り知れると思います。

マリホ水族館でしか見れない(はず)の生き物たち。

マリホ水族館の見ごたえのひとつとして、他の水族館では見られないけれども、身近な水生生物が見れることです。

まさか水族館のパネルで穴子丼を見るとは思わなかった(笑)

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私は愛媛で生まれ広島で育ったので、瀬戸内の海の恩恵を受けて育ってきました。主に食の面で。(笑)

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穴子丼の真穴子から

広島の名物の穴子丼も大好きですが、そういえば穴子の生きている姿ってあまり見ない。それを水族館の幻想的な展示で見れるなんて、はじめてです。

まず身近な生物としてマアナゴ(真穴子が見れます。

こんなふうに泳ぐんだなぁと。引き締まった身はこの泳ぎによって生まれるだなあとしばらく眺める。

三原のたこ

お次はタコ。

タコって、そう言えばあんまり水族館で見ない。

見たとしてもすごく変わった海外のタコとかかなぁ。うーん見た記憶ないなぁ。

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吸盤の吸い付きや、呼吸する時の皮膚の変化。吸い付いている時の周辺の皮膚の表情など。

お、おもしろい!

しかも、タコと言えばお約束のたこつぼにも足を入れている。

そういえば、広島市のお隣の三原市はタコが名産です。

たこの姿せんべいとか、タコ料理がおいしいです。だからタコを展示しているのか。

でも、牡蠣はなかったな。動かないから展示難しいか。

もしかしたら牡蠣は宮島水族館の守備範囲なのかも。

宮島水族館では牡蠣打ち体験ができます。

タコってこんなに目が可愛かったんですねえ。

身近ながら新鮮な体験をすることができました。

いわし大群

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イワシの大群は、確か美ら海水族館でも見たような気がします。他の水族館でもイワシはよく見かけますが、マリホ水族館で新鮮だったのは、底に・・・、

底に、、、

やめて置こう。ぜひ見に行ってみてください。私は嫌ではなかったです。

イワシを見ていて思ったことは、イワシはカタマリでみんな同じ方向に向かって泳いでいる様だけど、中には逆行している個体もいます。

その逆行イワシにも規則性があって、全体の様子を観察するのも、個を観察するのも楽しい。

その他にも、ヒメダイ(姫鯛)や、ウチワエビもいました。

ウチワエビってたまにスーパーで見かけます。

天然記念物 ゴギ(呉岐)

海の生物だけでなく、川の魚も見れます。

荒々しい水流を小規模ながらダイナミックに展示してあり、渓流を縦に割ったようなおもしろい光景が見られます。

激しい水流の20〜30センチ下には流れがありながらもクリアな視界の水中世界が広がっていることが分かります。

その水槽の中には、天然記念物のゴギ(呉岐)という魚が見られます。

ゴギはイワナの種類なのだそう。

川の魚らしいフォルムです。

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このゴギは、周囲のゴギよりも体格が若干よく、岩を登ろうとずっとがんばっていました。

5分ぐらい眺めていましたが、その間ずっと全身を動かして流れに逆らっていました。

息を切らしたが如く、時折くちを少し大きくあけることもあって、その姿は自然と応援したくなります。

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ちょっと、前に進んだー!がんばれー!

スマホが写り込んでいる!気にしないでくださいm(_ _)m)

ふぅー!やばい、めっちゃ楽しい。

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日本唯一の水族館プロデューサー

ゴギの素晴らしい展示も、魚が水槽の表面にくるように工夫されています。

マリホ水族館は、魚の生物としてのおもしろさに感動したり、水族館プロデューサーの魅せ方に感心したり、なかなか忙しい水族館なのです。

この水族館、すっごい大満足なんですが、マツコの知らない世界にも出演された日本唯一の水族館プロデューサーの中村元さんがプロデュースされています。

水族館のプロデュースを手がける中村は、「水塊(すいかい)」にこだわる。水の存在感、水中感、水中にいるような感覚、などと解説される水塊は、中村の水族館展示手法の核心であり、中村創案の少ない水を多く見せる工夫や、水槽を大きく見せる工夫、水槽を下から見せる工夫、水が動いている展示の工夫など、様々なテクニックにより表現される。(wikipediaより)

こんな小さな空間に奥行きのある水槽を作るなんて、とても驚きです。

中村さんの著書。中村さんが手がけた北海道の水族館にも行ってみたい。

ショーの時間

たまたま、ショーの時間にショーが行われるラグーン水槽という一番大きな水槽の前にいました。ツイてる!

おかげで1日3回やっているショーも見ることができました。

(土日祝は11時、13時半、16時にショーをやっているみたい。詳しくは公式HPにて。)

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ダイバーさんが入ると、少し水槽の小ささを感じなくもない。

内容はぜひ行って見てみてください。

今後ショーも変化していくのかなと期待しています。

ダイバーさん、好きなお仕事してるんだろうなぁと思ったら、なんだかうるうるしてきました。好きなお仕事をしている人を見るとたまに感動するんです。

サメをなでなでしていたのが印象的。楽しそうだったなぁ〜。

他にも、いろんな水生生物が見れるので、広島県民も、広島以外の方もおすすめの水族館です。

水族館の人気者、チンアナゴニシキアナゴくらげ(ジェリーフィッシュもいますよ。あと、ウツボとか、亀とかサンショウウオとかも。

マリホ水族館のためだけに県外から来るのは、ちょっと申し訳ない気もするので、いろんな観光とともにね・・・・。

9月の展示

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月ごとに展示をやっているみたいです。しかも今日から。昨日は8月だったのかなぁ。気になるわぁ。

年間パスポートの販売を押している(気がする)ため、やはりリピーター狙いなのかな。小規模だものね。

年パスの期間中、また何度か行きたい。

客層:小さい子ども連れにはちょうどいい

マリホ水族館と他の水族館の違いをもうひとつ上げるとしたら客層です。

水族館って、様々なレジャーのなかでも比較的料金が高めで時間が結構かかるレジャーだと思います。

たくさん見るところがあって、ショーもいくつかあって。少なくとも2時間、長ければ2日ぐらい?美ら海は半日では回りきれなかった・・・。

その点、マリホ水族館は小さい分コンパクトに見て回れるためか、まだ喋れないような0才児から2,3才の小さな子どもがとても多かったです。もちろん小学生も。

そのため、落ち着いて見るにはちょっと向かないかもしれません。

しばらく経ったら少しは落ち着くのだろうか。

逆に言えば、カップルは少なく感じました。

年間パスポート

年間パスポートを買うつもりで行ったけど、ノーマークだったのが写真!

当日に写真撮るんですよね〜。

水族館の年間パスポートを買うのは初めてだから知らなかっただけなのか。

とにかくマリホ水族館の年間パスポートを買ったら、写真を撮ります。

たかが1年、されど1年。年パス買うつもりの方は、1年間写真が残っても納得のいく準備を。

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ちなみに、年間パスポートを持っている人の同伴者は入場料が100円引きになるのだそう。

さぁ、私の知り合いは私とマリホ水族館に行こう!

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年パスの特典

マリーナホップの店舗で特典が受けられます。

  • ソフトドリンク無料とか
  • 10%オフとか
  • 唐揚げプレゼントとか

当日券の特典の方がお得度が高いです。

もし食事もしようと思っていて、水族館には当日券で入る場合は、先に水族館がおすすめです。

100円引きとかあるので。地味に嬉しくなれます。

ランチは焼肉が穴場。

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ランチは軒並み、どこも並んでいるのですが、唯一並ばずに入店できたのが焼肉屋さんでした。

店内は賑わっていますが、焼肉で火があるので小さな子ども連れが少なかったので比較的落ち着いて食事もできました。

焼肉って高くなりがちですが、ランチメニューも充実していてよかったです。

ランチのお肉の量が物足らず、一皿頼んだので2人で3,600円ぐらいになりました。

ランチメニューは800円ぐらい〜1500円ぐらいですが、1500円ぐらいのランチメニューがちょうどよかったと後で思い直しました。ランチで1,500円って若干高めだけど、後で1皿追加すると思ったら断然お得。

お肉はおいしかったです。

まとめ

  • マリホ水族館、気に入った!
  • 子供連れ多め。
  • 年パスは写真撮る。
  • 年パス特典がある。
  • 焼肉屋さんは穴場。

おすすめですので、一度行かれたし!

mariho-aquarium.com

私が水族館を好きな理由

最後に、これだけは言いたい。これまでの記事でどこにもこれを入れることができなかったので最後に。

くらげって、脳みそがないからあの動きは意志があるわけではなく、ただの外部刺激に対しての反応なんだってのような、理系の弟からの受け売りの情報を披露して、相手を「へぇ〜」って言わしたり、反対にそのような知識を披露されて「へぇ〜」って言うのが、水族館に遊びに行くことの楽しみだったりする。

水族館には、知的好奇心を触発するタネがたくさんあるので好きです。あと、涼しいし、青いし。水中をスイスイと泳ぐ様子や、漂う動きの美しさたまらん。

次は宮島水族館に近いうちに行きたい!

LECTのランチの穴場スポットなどをレビューしてみたので、よければこちらも読んで頂けたら嬉しいですm(_ _)m

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