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理学部の就職|理学部は理系の墓場じゃなかった。

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我が家の弟1は現在某国立大学の理学部2年生。すごくのどかなところにあります。

父は工学部出身ですが、弟が理学部を受けると聞くと就職を心配していました。

弟2は現在高3で理学部進学の可能性ありなので、心配は募るばかり。

そんなタイミングで、弟の通う大学で理学部の就職実績や大学生活の報告と教授の方々に実際に質問できるイベントが開催されるということで、なぜか私も行ってきたのでレビュー。

理系と文系の違い

私は文系でサークルの顧問も文系の教授だったので理系の教授と交流がありませんでした。

今回のイベントに参加することで、初めて文系と理系の教授や学部の雰囲気の違いを感じました。

一概に文系理系と分けられるものではないのですが、今回お話を伺った理学部の教授の方々はとても気さくな印象を受けました。

学内の見学

実験施設やゼミ室、自習室などをまわりつつ、日々の勉強の様子を教えてくれます。

文系学部との違いとして、1・2年生の頃から教授の方々や先輩から数学や物理の問題のわからないところを教えてもらいながら勉強しているということ。

なので、理学部には大人数に対して講義する授業はなく、大講義室というものがないのだそう。多くても学生20人に対して1人の先生らしいです。

教授と学生の距離が近いのは羨ましい。

 

弟の下宿部屋の本棚には、大学物理の難しそうな問題集が並んでいました。

基本的には大講義室で講義を受けて、使用したレジュメや教科書を持ち込んだテストやレポートの提出だったもんなぁ。

理系はやっぱりよく勉強しているんだなと思いました。

弟は見ない間に金髪豚野郎になっていました。あんなに高校の頃は自分は金髪にも茶髪にもせんよと言っていたのに。太ってはないので豚さんではないのですが。んもう。

 

「理学部は就職口がない」は工学部のネガキャン

結論から言えば、就職はあります。近年は売り手市場ということもあり理学部全体として就職率が低いということはないのだそうです。

とある教授によると、工学部の方がね偏差値低いからさ、偏差値の高い理学部への昔からあるネガキャンなんだよ。とのこと。

 

ネガキャンなのか本当なのかどうかを確かめるべく、理学部の就職実績や割合を見てみると、就職先も大手企業が多く見られました。

近隣の国立大学理学部の進路を見てみました。

山口大学 理学部の卒業後進路

大学院進学は半数程ですが、半数は就職しています。

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(引用:山口大学理学部 http://www.sci.yamaguchi-u.ac.jp/admission/careers/careers

 

大学院に進んでいる学生もその後は民間企業への就職が大半です。教員ぐらいしか就職がないとか聞いたこともあったけど、そんなことはなかった模様。

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(引用:山口大学理学部 http://www.sci.yamaguchi-u.ac.jp/admission/master_careers

 

広島大学 理学部の卒業後進路

山口大学よりは大学院進学が多く、進学の割合は全体で7割。教員も含めた就職は25%4人に1人は就職しています。

ちなみに広島大学の話ではないですが、「その他」というのは家業を継ぐなどの割合も含まれるのだそう。神社仏閣や農家などの跡取りもいるらしい。

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(引用:広島大学理学部 https://www.hiroshima-u.ac.jp/sci/career

↑スクショなので学科名をクリックしても詳細は見れません、悪しからず。

博士過程前期修了だと、教員を含めた就職は7割を超えています。

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(引用:広島大学理学部 https://www.hiroshima-u.ac.jp/sci/career

↑スクショなので学科名をクリックしても詳細は見れません、悪しからず。

就職を選択しない理学部生がいる。

懇親会で先生が言っていた話で妙に納得してしまった言葉があります。

「勉強大好きで、入ってきている子が多くて、もしかしたら全学部のなかで就職のことを考えずに学部選びをしている子が一番多いかもしれないですね〜。彼らのなかには勉強したいから就職したくないという子もいるんです。最後に渋々教員ならと選ぶ子もいたりする。はっはっはっ。」

 

就職しようとしないから、就職してないということかと妙に納得しました。

表向きは「就職したいけど、就職先なくてね〜。」と言いながら勉強時間を確保するという人もいたのかもしれない。

就職先はいくらでもある。らしい。

特に大企業は、即戦力よりも人材を育てていきたいと思っているところもあり、

大学できちんと基礎の勉強をしている、教育したら伸びる余地のある優秀な学生はきちんと就職先がありますともおっしゃっていました。

 

計算したらたしかに工学部の方が就職率は高かったのですが、そんな気になるほどではありませんでした。詳細はまた気が向いたらきちんと計算して追記したいと思いますが、10%ほどしか変わらなかったです。

 

だから自分のやりたいことが理学部にあるなら、ぜひ就職を気にせずに夢を叶えてください!

 

あぁ、久々に大学の空気に触れてまた大学生になりたくなってきた。