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センター7割!理系のための古文対策|最低限やるべきことを考えてみた。

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センター試験しかいらない科目って後回しにしてしまったり、

分かっているけど、時間が満足にかけられなくて結果が出ないままズルズルと模試でも足を引っ張るということはないですか?

文系だったのに、高校1・2年はやる気が出ず古典の小テストに引っかかってばかりだった私は最終的に国語の偏差値70弱まで伸びました。

大学時代から現在に至るまで通算8年の指導歴と自身の勉強法を振り返り、理系のための古文の勉強法を考えてみました。

時間をかけられないけど安定的にセンター国語で6〜7割を取る力をつけたい方の参考になれば嬉しいです。

センター古文で6〜7割を安定的に取るために必要なこと。

多くの参考書や問題集でも語られていますが、古文は「ざっくりと訳す」ことが大事です。

では、「ざっくり訳せる」ようになるためにはどんなことが必要だと思いますか?

 

大きく分けて下記の4つの要素が必要です。

  • 単語200語前後
  • 敬語(尊敬・謙譲の意味、単語)
  • 助動詞(意味・活用・接続)
  • 識別

単語すべてを覚えようと思わない。

目指すのはとりあえずの6〜7割。全部覚える必要はないのです。

持っている単語帳のうち、覚えられそうなものだけ覚えましょう。

気づいたら200語ぐらい覚えているでしょう。

学校指定の単語帳が覚えにくければ・・・

学校指定の単語帳って白黒だし、小さい文字でたくさん書いてあって覚えにくかった記憶があります。

本を読むことは好きでしたが、読み物としておもしろくなかったので、ストレスなく単語を覚えるために、自分が使いたくなる単語帳を新たに買うことにしました。

当時、購入したのはゴロゴという単語帳です。すべてゴロ合わせにしてくれていて、内容もコミカルでイラストも多様してあります。

今でも書店の参考書売り場には平積みしてあります。

本屋で平積みされているのは売れる本という証拠です。

現役から10年ほど経った今でも覚えているゴロがあるくらいです。

例えば『「あ」から「さ」まで、ほんの少し』というゴロ。

子どもの時、部屋に貼ってあったあいうえお表を見ると、「あ」から「さ」まで少ししか距離がありません。このイメージです。

このゴロで「あからさまに=ほんの少し」という古文単語が覚えられます。

自分がイメージしやすいゴロはすぐに覚えられるものもありました。

 

ちなみに隅々まで覚えれば、ゴロゴだけでも国公立二次試験まで対応可能です。

 

敬語は「尊敬」「謙譲」の意味の違いを覚えることから。

尊敬・謙譲の違いを分からずに闇雲にとりあえず暗記しても敬語は分かるようになりません。この違いを押さえてから暗記したほうが効率的です。

尊敬は分かっても、謙譲語を説明してと言われると答えに詰まりませんか?

簡単に言えば、

尊敬:動作をする人が

謙譲:動作をする人が

ということです。

 

例をあげます。

ここではシンプルに考えるため、現代語で考えてみます。

 

王様と家来がいます。

王様が言う。→王様が「おっしゃる。」 

「おっしゃる。」は尊敬語。

家来が言う。→家来が「申し上げる。」

「申し上げる。」は謙譲語。

 

ここまで理解できたら、尊敬語・謙譲語の「単語の暗記」をしましょう。

敬意の方向の判断はやりたいけど、あとまわしでOK!

古文のめんどくさいところでもあり、楽しいところでもあるのが敬意の判断です。

 

めんどくさいのに、楽しいとはどういうことかと言うと・・・。

(古文の楽しさとかどーでもいいわ!wって方は次の項目へ。)

敬意の判断によって、本文の内容を飛び越えて筆者の社会的な地位や、どんなことを思いながらこの古文を書いたのかな?と思いを馳せることができるので、敬意の方向が分かるようになると問題も古文の内容もより「分かる」ようになるので楽しいのです。

ただし、センター6割7割をとりあえず取れるようになりたいならば後回しにしてもいいです。それよりも助動詞や識別の基礎的な暗記の方が大事です。

 

助動詞は活用と意味を覚えてやっとスタートライン。

に立てると思って修行のように、念仏を唱えるように筋トレのごとく1回5分を1日2回音読。

 

が、できればいいのですが。やっぱり辛いですよね。

できる方はぜひやってほしいです。

 

単語と同様まずは覚えやすいもの、よく出てくるものから攻めるのもありです。

例えば、「らし」。これは推定の助動詞で活用も未然、連用、命令がなくて、終止、連体、已然は全部「らし」です。情報量が少ない。

しかも現代語の「あいつ彼氏できたらしいよ」のらしいと同じような使い方です。

 

よく出てくるもので言えば、「推量」。

ざっくりと推量(打消推量も含む)と判断するものだけでも10個あります。

む、むず、まし、けむ、らむ、らし、めり、べし、まじ、なり

 

助動詞の接続が分かることのメリット。

助動詞の接続を知っていれば、助動詞の意味の候補を絞ることができます。

有名な土佐日記の一文。

男もすなる日記といふものを女もして見むとてするなり。

同じ「なり」でもどんな形(終止形、連体形など)に続くかによって、助動詞の意味が変わってきます。

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接続を覚えれば、助動詞の意味を判断でき、内容が「分かる」ようになります。

最初は慣れず時間もかかります。

接続で意味を判断するという作業は練習が必要です。

接続の練習については後述します。

 

実は一番即効性があるかもしれない「識別」!

識別って、文法書でも最後の方に載っていますが、1つ覚えていても結構役に立ちます。

 

先程の、「すなる」と「するなり」は「なり」の識別の一部でした。

「なり」の識別には、他に形容動詞の一部の「なり」と動詞の「なる」があります。

 

識別は前にある言葉の接続に着目したり、本文を訳しながら判断していきます。

ひとつの識別につき暗記することは、そこまで多くはないけれど、

問題を解く上では重要になってくるところで識別が求められます。

単語や助動詞の量のある暗記と並行して、識別の暗記に取り組むことで結果が感じやすいと思います。

識別だけで乗り切ることは難しいですが、ぜひ識別はないがしろにせずにしっかり取り組むことをおすすめします。

接続や識別の練習方法

接続や識別ができるようになるには、1つ暗記するごとに模試や問題集の本文から、「なり」の接続の練習なら「なり」「なる」「なれ」ばかり探し、上の言葉の活用や本文を訳しながら自分で解きます。そして、すぐに答えで確認しましょう。

同じような問題を短期間に何度もやれば、きっとすぐに身につけられるでしょう。

 

識別や敬語をマスターするためのおすすめ本

私も現役の時に使用し、一気に偏差値を上げることのできた超ベストセラーの「マドンナ古文」をおすすめします。

 

順に読んでもおもしろいし、ぜひ時間と気力があるなら読んで欲しいですが、そんな時間もやる気もない!という方にもやっぱりマドンナ古文はおすすめです。

 

マドンナ古文のいいところは単元の最後に、暗記すべきポイントがまとまっていること。

時間と気力(やる気)の関係で全部読むのは嫌だなあと思っても、まずは各単元のまとめの部分だけでも暗記に取り組んでみてください。

 

センターだけでなく、難関大や国公立にも対応できる参考書です。

私が、使っていたのはこっちのマドンナ古文。古文の参考書の相談を受けたら、必ずおすすめする参考書。実際、この参考書を丸暗記するほど、やれば偏差値は70近くあがります。

1週間に1回3.5時間やるならば、毎日30分の方が効果的。

エビングハウス忘却曲線、聞いたことありますか?

 

人間は忘れないうちに何度も確認することで忘れにくくなるのです。

昨日覚えたことを忘れないうちに、毎日30分を古文に使ってみてください。

日によっては15分になってもいいので、「毎日」やることが大事です。

 

まとめ

この記事の伝えたいことをざっくり箇条書き。

  • ざっくり訳すことを目標に。
  • 自分にあった単語帳をみつける。
  • 敬語は「尊敬」「謙譲」を識別してから暗記する。
  • 接続は意味の識別に有効。
  • 識別は即効性あるかも。
  • 識別の練習は模試や問題集で集中的に同じ識別を練習する。
  • 時間は少なくてもいいので毎日やる。