いっすんぼうしを5冊読み比べてみた

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いっすんぼうしを5冊読み比べてみました。

読み比べたのはこちら。

日本名作おはなし絵本 いっすんぼうし

日本名作おはなし絵本 いっすんぼうし

一寸法師 (京の絵本)

一寸法師 (京の絵本)

いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)

いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)

いっすんぼうし (日本むかしばなし絵本)

いっすんぼうし (日本むかしばなし絵本)

いっすんぼうし (てのひらむかしばなし)

いっすんぼうし (てのひらむかしばなし)

姫!一寸!落ち着いて、鬼さんのお話も聞こうよ。

とある絵本で鬼は、一寸法師に「地獄の使いじゃー」と言いながら
打ち出の小づちを落として命からがら退散します。
鬼の人間らしさが見えた気がします。
どの本も鬼さんがなぜ姫をさらいたいのかが書かれていない。
そして鬼はいつも寒そうにパンツだけ。

しかし、いきなり姫をさらいたいと現れるのはただの不審者というもの。
なぜ姫をさらいたいのかとか、そういうのをきちんと話を聞いて

「鬼と姫と一寸」でちょっと話し合ってからでも

遅くはないんじゃないのかなあ。

読み比べは柔軟性を育むかもしれない

本によって、使われる方言が違っていたり、
ちょっとした設定が違っていたりで、
同じ話なのに、絵はもちろんのこと
物語自体も違いがあって、読み比べてみて

それぞれの作者の個性が際立っておもしろかったです。

そういう違いに触れることで、物事に対する柔軟性が

身についていくのかもと思いました。

今後読み聞かせをする機会があったのなら
ぜひ同じ話の違う絵本を何種類か読み聞かせしてみたいと思いました。

5冊目の荒井良二さんと言えば、少し前に荒井良二さんが絵本じゃあにぃという番組を

NHKでやっていまして、ほくほく楽しく鑑賞していました。

お笑い芸人のたんぽぽ川村さんと数学者のピーター・フランクルさんと

絵本づくりのワークショップをするのです。

絵本の中身だけでなくて、紙を使って真っ白な絵本を作るところから

はじまってキャラクターデザインとか物語や絵の書き方などを

教わるというか、一緒に考えるというもの。

絵本づくりだけじゃなくて、企画を考えるにも、

役に立つ問いかけがあって、絵本を作らなくても役立った。

さっそく本屋で本を買ってきたのでした。

荒井良二の絵本じゃあにぃ (趣味Do楽)

そのことについてはまたこんど。

今日はおやすみなさい。

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